なにも考えない時間
頭も休憩させてあげよう
はじめに
家事/育児/家族/仕事のことなど、こそだて中は常に頭のなかがフル回転!ですよね。
頭/こころを休ませる必要がある、と感じている方は多いのではないでしょうか?
なにも考えない、無心になる時間をすごして感じたことを、簡単に紹介させていただきます。
どなたかの、ご参考になりましたらうれしいです。
こそだて中は常に頭がフル回転
育児/家事/仕事/しらべものなど、タスクに追われ、効率のいいすごし方を常に考えて生活している、こそだて中の保護者のみなさん。
育児情報があふれる現代においては、「いいこそだて」の理想も自然と高くなり、その分余計に頭もつかっているのではないかと考えています。
ずっと走っていると疲れるのとおなじで、脳もずっとフル回転でがんばっていると疲れますよね。
ときには「考える」ことをお休みして、すこしだけでもいいので、ゆっくりしてみるといいかもしれません。
こそだて中、なんとなく疲れが抜けないと感じるときは
なんだか疲れがとれないな、というとき、ありませんか?
乳児さんの保護者の方の場合は寝不足による影響も大きいと思うのですが、睡眠をとってもスッキリしないときは、脳/こころに疲れがたまっているのかもしれません。
ほかになにか気になる症状がある、もしくは休んでも疲れがとれない状態が1週間以上など長くつづいている場合は、まず病院に行ってみてくださいね。
特に気になる症状などがない場合は、頭/こころをやすめて、リフレッシュしてみるといいかもしれません。
情報処理で疲れた頭をやすめるために、「考えるのをやめる」「なにも考えない時間をもつ」のはいかがでしょうか?
育児疲れ解消のために、「考えない」時間をもってみよう
育児と抑うつ状態の経験から、育児疲れを軽減できた、もしくはリフレッシュできたと感じた、おすすめの行動を紹介します。
(あくまで、当サイト運営者の個人的な例なので、当てはまらない方もいらっしゃると思います)
こどもから離れて、自分のことだけに集中する時間をもつ
むかし好きだった、なつかしいものをたのしむ
(音楽/アニメ/映画など、育児を理由に離れていたものが◎)本を読む
(自己啓発/勉強系よりも、小説など、物語の世界に入り込めるもののほうが◎)気になっていたけれどあきらめていたものをたのしむ
(映画/限定スイーツ/買い物など)ヨガ
マインドフルネス
(自分の呼吸に集中する、瞑想の一種。意外とむずかしいんです…)
こどもと一緒にいることを忘れるくらい、なにかに熱中する
映画を見る
(ジブリ/ディズニーなど、大人もこどももたのしめる作品が◎)自分が熱中できるあそびをする
こどもと一緒に、それぞれ自分の作品づくりに集中する
(おえかき/砂場あそび/ねんどあそび/アートなど)
気になるものはありましたか?
すべて、こども/家事/仕事などのことを考えていない、つまり「考えない」時間をもつ、という点が共通しています。
考えることをやめる、もしくはいつもとはちがうことを考えることで、頭の休憩につながるのだと、実体験から感じています。
毎日の生活にかかわることを考えるのをやめて、ぼーっとする時間。
ほんのすこしでもとれたら、きっと頭/こころがすこし軽く感じられると思います。
ぼーっとするのは、意外とむずかしい
なにも考えずにぼーっとする時間は、とても贅沢に感じますよね。あこがれますが、ぼーっとするのって、意外とむずかしいと思いませんか?
ぼーっとするのがむずかしい場合は、考えごとと同時並行できない、集中が必要な行動をするのはどうでしょうか?
上で紹介したおすすめの行動のうち、効果を感じて現在もつづけている行動があります。
マインドフルネス
ヨガ
アート
(アルコールインクアート、キットパスアートなど)
など。
コーヒー/紅茶が好きな方は、淹れることに集中する時間。
字を書くことが好きな方は、ジャーナリングや習字をする時間。
楽器をひくのが好きな方は、演奏する時間。
歌をうたうのが好きな方は、歌唱する時間。
人それぞれ、好きなことで集中できることをみつけられると、日常生活に取り入れやすく、長続きしやすいと思います。
息子が未就園児で常に一緒にいたころによくやっていたのは、公園での「お砂場アート」です。
「お砂場アート」とは、当サイト運営者が勝手に名付けたものなのですが、砂場に「2024こどもセンター」などの文字をほったり、砂で動物などのかたちをつくったりする、自分で考えた「公園遊びを苦痛じゃなくする工夫」のひとつです。
あそんだあとのお風呂や片付けのことを忘れて熱中できると、すこしだけ気持ちがスッキリしたのを覚えています。
おわりに
いつの時代も、こそだては大変で、大変だからこそ貴重な経験でもあるのだと思います。
現代のこそだては特に、頭/こころの負担が大きくなっているのではないかと、個人的に感じています。
毎日がんばっている自分を認め、ほめてあげること。
効率化をもとめて常に考え続けている頭/こころをやすませ、ねぎらってあげること。
考えるのをやめ、自分を大切にする時間は、現代のこそだてに疲れ切ってしまわないために必要な、大切な癒しの時間なのだと思います。
からだはもちろん、頭/こころもねぎらいながら、休憩も大切にしながら、こそだての長い道のりを進んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2024年2月7日
第9号
渾身の「お砂場アート」
(このときは干支にちなんでつくりました)
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