家の顔、外の顔

はじめに

家のなかと外とでお子さんの性格がちがう、と感じたことはありませんか?

当サイト運営者は最近、息子の授業参観に参加したときに、感慨深くそのことを感じました。


家の顔と、外の顔。

成長にともなってどんな変化があったのか?という気づきとあわせて、紹介します。

お子さまの家の顔/外の顔を思い浮かべながら、お読みいただけましたらうれしいです。

幼少期は「内弁慶」

当サイト運営者の息子は、比較的繊細で慎重なタイプ。

人見知りが強くなった一時期以降、「自宅の中と外とで、性格がちがう」と感じることが多くなったように感じます。


たとえば、未就園児時代。

公園/子育て支援センターなど、ほかの人と一緒にあそぶ場面では、うまく自分の気持ちを相手に伝えられず、おもちゃ/遊具をとられてしまうことが多く、混雑していない場所であそびたがるこどもでした。

一方、自宅では、パパ/ママがもっているものを奪い取るようにして取るタイプでした。


授業参観で気づいた、現在の「家の顔、外の顔」

先日参加した授業参観では、授業を始める前に「保護者とハグしてOK!」と、先生からOKがでて、息子が駆け寄ってきたのですが…

ハグもハイタッチもせず、はにかみながらおしゃべりだけして席に戻りました。


おそらく、おともだちの前だから恥ずかしかったのだと思います。

息子は家では甘えん坊ですが、外では「しっかりもの」としてがんばっているのだな、と感じました。


未就園児時代、単に他人を避けている様子だったのとはちがい、「他人からどうみられるか?を考えて動くようになったのだな」と、成長を感じました


「外」でがんばっているからこそ、「家」での甘えも大切

「間違えたくない」意識が強い息子は、集団生活では、「なにが正解か?」を考えて、まわりをみながら動くようになってきました。

家の外で気を張ってがんばっている分、自宅では甘えもあり、特に学校からの帰宅直後は、多少のわがままを言うようになりました。


息子が望む「スペシャルなおやつ/夕食」は毎日は叶えられませんが、ときどき要望にこたえながら、「学校をがんばる気持ち」を応援していこうと思っています。


変化していく「家での顔」も、あたたかく見守りたい

家の顔と外の顔を使い分けるようになった小1の息子ですが、これからは思春期にむけて、すこしずつ家での顔も変わっていきそうです。



こんなことに気をつけながら、

ということを、週1の家族会議や普段の生活の中で伝えながら、こどもの自立を見守っていきたいと思います。


おわりに

自宅でみられる態度を「息子の性格」だととらえがちですが、今回の授業参観では、「息子にも外の顔がある」ということを実感し、息子を多角的にみるきっかけとなりました。


保護者と一緒にいるときはやりたがらないことも、園/学校などではいやがらずに取組むことができるのはなぜだろう?と感じていたのですが…

息子なりの「外の顔」で、がんばっているのだろうな、と納得することができました。


がんばっているからこそ、学校を「めんどくさい」と感じるのかもしれませんね。


こういったことが登校しぶりの原因だと考えていましたが…


という観点でも、登校しぶりを見守っていこう、という視点も得ることができました。


お子さんの「外の顔」。

みつけたら、こそだてのヒントや、お子さんの新たな一面がわかるかもしれませんね。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年7月4

第86

最近「おばけブーム」の息子

思春期にむけて
自宅での保護者に対する風当たりが
今後強くなっていきそうですが
成長している証だと考えて
あたたかく見守れたらいいなぁ
と思っています

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