こそだては「べき」だらけ

はじめに

みなさんは、こそだてをするなかで「~するべき」という意見をきいたり、とらわれたりしたことはありませんか?


当サイト運営者は、特に息子が赤ちゃん~未就園児のころ、「べき」をいわれたり考えたりしてしんどくなることが多かったように感じています。


こうした「自分と異なる意見/考え」とどう付き合っていったらいいのか?

自身のこそだて経験から大切にしている考え方を紹介します。


こそだてをしていて息苦しく感じたことがある方、もっとのびのびこそだてしたいと感じたことがある方など、「こそだてしづらさ」を感じている方のご参考になりましたらうれしいです。

こそだては「べき」だらけ

こそだてしていると、一緒に暮らしている家族以外の人(実家/義実家を含む)から「~する(しない)べき」という意見をいわれたり、目にしたりすることがありますよね。


たとえば、育児のあり方について。


さらには、育児にかかわる理想論や情報も世の中にはあふれています。


このように、世間にはこそだてに関して、さまざまな「べき」が存在します。

経験上、こどもの年齢が若い(特にあかちゃんのころ)ほど、外部の方に「こうしたほうがいいわよ~」「こうじゃなくてかわいそう」という「意見」をいただく機会が多かったように感じます。


「べき」にしばられすぎると苦しくなる

大切なこどもだからこそ「べき」が気になる…
けれど、「べき」にしばられすぎると苦しくなります。


さらに、お買い物途中や道端ですれちがっただけの人から軽い気持ちでいわれた「べき」までまともに受け止めていたら、こころが疲れ切ってしまいますよね。


大切なのは「見極め」なのだと考えています。


今、本当に必要な「べき」か?を見極めることが大切

など、本当に必要な「べき」かどうかを見極める目をもつことが大切だと考えています。


笑顔でこそだてするために、「どうしたいか」を大切にしよう

過去の「正解」「一般論」からくる「べき」を守ることを目的としてこそだてするよりも、自分らしくのびのびとこそだてしたほうが、笑顔の時間が増えそうな気がしませんか?

こどもの個性は十人十色。

だれかの育児によかった方法が、わがや/うちの子にもあてはまるかどうかはわかりません。


「世間のための育児」よりも「家族みんなが笑顔でいられる育児」をしたいですよね。

(もちろん、基本的なルール/マナーはある程度守ったうえで、ではありますが…。)


だれのためのこそだてか?

わからなくなったら「自分はどうしたい?」を考えてみると、大切にしたいことが明確になって、気持ちがすこし軽くなるかもしれません。


おわりに

こどものことを毎日見守って、よく知っているのは、だれでしょうか?

こどもの体調管理に責任をもって、毎日いろいろ気遣って生活しているのは、だれでしょうか?

答えは、保護者のみなさんです。


たとえば、以前外出先でみかけた、イヤイヤ期でかんしゃくを起こしているお子さんへの対応。

傍から見たら、何も対策せずに「放置」しているだけのように見えたのでしょう。

「静かにさせるように」とほかの方から注意を受けて、保護者の方が謝り、立ち去りました。

でも、同様の場面を経験した当サイト運営者からみたら、かんしゃくがおさまるまで待つのが最短の道だとわかっていて「待っている」状況のようにも思えて、もやもやした経験があります。


世間には多様な人がいて、多様な考えをもっています。

世代ごとにその時代ごとの「正解」があって当然ですし、おなじような状況を経験したことのある人でないと、理解できないことも多いと思います。


こうした状況のなかで、こそだて中はさまざまな意見に出会うと思いますが、忘れないでいただきたいのは、「あなたのこそだて/存在のすべてを否定しているわけではない」と理解して、どうか自信を失わないでほしい、ということです。

こそだて中のみなさんは、将来の社会をになう大切な人たちを育てる、というとても重要な役割を果たしているのであって、決して邪魔者ではないですし、社会のお荷物でもありません。


SNS/インターネットからもさまざまな意見/理想論を目にしますが、大切なのはこの2つだと思っています。


「正しい」育児よりも、「たのしい」育児を。

のびのびと自分らしく、たのしんでいきましょう…!


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年4月18

第52

息子と参加したときに塗ったぬりえ
鳥はこうあるべき」という固定概念を忘れて自由にたのしみました♪
こそだても自分らしさを大切に
のびのびとたのしみたいです

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