こそだて回復費
のすすめ

はじめに

こそだて中、疲れ/ストレスで苦しくなったことはありませんか?

そうした疲れ/ストレスと、みなさんはどのように付き合っているでしょうか?

当サイト運営者も、こそだて中は自分のペースで動きにくいためか、心身に疲労がたまってつらくなりやすいので、育児疲れ対策が必須となっています。


こうした育児疲れ対策として、こそだて中の保護者のみなさまにおすすめしたいことがあります。

この2つです。

そしてこの「予算」を、えみのわでは「こそだて回復費」と位置づけ、とても重要なものだと考えています。


ここでは、当サイト運営者が自身のこそだて経験を通してその大切さを痛感した、「こそだて回復費」についてまとめます。

すでに類似の予算をお持ちの方も、はじめて聞いた!という方も、ぜひ以下の内容をご一読ください。


こそだて回復費とは

大変に感じることの多いこそだてにおいて、「保護者が笑顔でいられる余裕を生むための特別予算」を、えみのわでは独自に「こそだて回復費」と呼んでいます。

なぜ「こそだて回復費」なのかというと、そのお金をつかってリフレッシュすることで、保護者が心身ともに回復することを目的としているからです。


使いみちには、例えば下記のようなものが挙げられます。

などなど…

保護者の好きなこと、リフレッシュになることなら、どんなことにつかっても良いと思います。


疲れているときには特に、食事づくりなどの家事を簡略化したり、保護者という役割から離れてひとりでゆっくり過ごす時間をつくる、などの対応が必要です。

こまめにストレスを発散し、笑顔でこどもと接することのできる体力/気力を養うことはとても重要です。


しかし、こそだて中に息抜きや自分のための時間を得るためには、誰か(もしくはサービス)の力を借りたり、家以外の空間に行ったりする必要があり、これにはお金がかかります。

このため、リフレッシュしたい気持ちと、節約したい気持ち(もしくは自分のためにお金をつかうことに対する罪悪感)との間で葛藤する方は多いのではないでしょうか?


こそだて回復費の予算化の重要性

こそだてに必要な体力/気力を回復するための費用を、その都度生活費から支払うと、家計への負担が気になって思い切った使い方がしづらいですよね。

このため、えみのわでは、家計に負担とならない範囲で、決まった金額を積立てることを推奨しています。

金額は、ご家庭の状況によって無理のないように考えていただくと良いと思いますが、理想としては毎月3,000~5,000円ほどの、ある程度まとまった金額がおすすめです。

積立てるお金は、現金でも、銀行口座の中でも、必要なときにスムーズに使えるのであればどこにあっても良いです。


毎月定額で積立てられた、生活費とは別の予算があると、思いきった使い方がしやすく、その分効果的なリフレッシュにつながると考えます。

リフレッシュそのものに集中できる点が、「こそだて回復費」予算化の大きなメリットです。


当サイト運営者の家庭では、「こそだて回復費」という名称ではありませんが、
「娯楽費」「ホテル費」などの名前で毎月積み立てている、生活費とは別の予算があり
ストレス発散/育児からの一時的な避難などの目的で、スイーツを買ったり、ひとり時間を確保したりする機会にときどき活用しています。


こそだて回復費のおかげで助かった実体験

個人的な体験談で恐縮ですが、当サイト運営者は持病(軽度のうつ)があり、疲れると動けなくなるため、心身の疲れをためないことが、こそだて生活において重要となっています。

だれでも、疲れがたまってくると、こどもに対して怒りやすくなったり、笑顔で対応できなくなったりして、後で反省する、という経験は多くの方がお持ちのことと思います。


未就園児時代で、昼間毎日こどもと2人きりで過ごしていたころ、こそだての疲れがたまって苦しくなってきたとき
「あと〇日すれば一時保育にこどもを預けて、自分のペースで過ごせる」
「あとでコンビニスイーツをこっそり食べよう」
「あとすこしでベビーカーで寝てくれそうだから、寝たらカフェでのんびりしよう」
など、たのしみがあるだけで気持ちが楽になり、つらい時間をのりきれた、という経験は多々あります。


こうした小さな息抜きだけでなく、
息子が入園したあとの一時期は、夫に育児/家事のすべてをお願いし、ビジネスホテルに泊まりに行くこともありました。

家事/育児のすべてから解放されて1~2泊、自分のペースで、自分のやりたいことや仕事に集中して過ごすだけでも、心身が大きく回復するように感じました。


こうしたリフレッシュが可能なのは、夫の理解/協力のおかげと、「こそだて回復費」の存在があるからだと考えています。


おわりに

こそだてにはお金がかかる場面が多いほか、将来を見据えて、自分のための出費を抑えている方は多いのではないでしょうか?

家計のメリハリも大切ですが、可能な範囲で、保護者の心身を「楽」にするための「こそだて回復費」の予算化を、ぜひご家庭で検討してみてください。


こまめなリフレッシュによって、ご家庭に笑顔が増えますよう願っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

2023年10月9日更新

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