わが子をコントロール
しようとしていませんか?
はじめに
みなさんは、どんなときにイライラしますか?
当サイト運営者は「疲れていて」「息子が思い通りに動いてくれないとき」にイライラしやすい気がします。
心身の疲れがたまり、イライラしがちな夏休みシーズン。
イライラしないために意識していることを紹介します。
日常のイライラしたできごとを思い出しながら、お読みいただけましたらうれしいです。
夏休みは、イライラしやすい?
連日の熱帯夜による寝不足、夏バテ、外気温(暑)と室温(涼)の気温差による体調不良など、夏は体調を崩しがちな季節。
体調が万全でないときは、平常時に比べてこころの余裕もなくなりがちですよね。
さらに、暑すぎて外あそびができないため、時間と体力を持て余すこどもたち…
そんな状況下で、夏休みシーズンに入って、イライラすることが増えたと感じている方は多いのではないでしょうか?
イライラしやすいパターンがあった!
こそだて中、なぜイライラするのか?
考えてみたところ、いくつかパターンがありそうなことがわかりました。
時間的に余裕がない
体力的に余裕がない
精神的に余裕がない
など、保護者に余裕がないことで、こどもの(大人からみたら)余計な言動にイライラするパターン。
このほかに、もうひとつ。
思い通りに動いてくれないこどもに対して、イライラするパターン
これも、こそだてにおいては感じる頻度が高いのではないかと考えています。
おふざけ/こども同士のケンカなどに対するイライラも、これに該当するのではないかと思います。
意識的に「イライラパターン」から抜け出すコツ
当サイト運営者の場合は、「余裕がない」状況になると、こどもの言動を見守る余裕がなくなるため、「思い通りに動いてくれない」ことによるイライラを感じやすくなります。
このため、イライラしたら「あ、今自分は疲れているな」と、まずは認識して、可能なかたちで休息をとる、もしくは、意識的に考え方をすこし変えるようにしています。
イライラから抜け出すには、以下のような3つのコツがあると考えています。
「今、自分は疲れているから、イライラしやすいのだ」と意識する
自覚することで、すこしだけ、自分の状況を俯瞰することができます。可能な範囲で、ガマンを手放して別の案を考える
精神的に負担になっている行動を減らします。
たとえば、なかなかお風呂に入ろうとしないこどもを説得する(けれど、こどもが聞いてくれず、ストレスを感じる)のをあきらめて、「キリのいいタイミング」まで待ってみる、お風呂と食事の順番を入れ替えてみる、など。休息/ごほうびをとる
こころがやわらぐことを積極的にします。
たとえば、(可能であれば)ひと息つく、こっそり自分だけのお菓子を食べる、など。
こまめに休息をとりながら、「しなくてもいいイライラ」を手放そう
家事/仕事などをこなしながらのこそだては、それだけでも充分大変なものです。
夏休みシーズンはさらに、こどもの相手をする時間が増えたり、体調不良があったりと、かなりハードモードな日常に…。
自分は毎日よくがんばっている。
そのことをしっかりと認識して、自分をねぎらうための休息を大切にしましょう。
そして、「~しなければいけない」といった「べき思考」をすこしずつ手放すことで…
こどもは「思い通りに」動いてくれないということを再認識して(受け入れて)、「コントロールしようとしなければ感じることのないストレス」も手放してしまいましょう…!
おわりに
「こどもを思い通りにコントロールしよう」と考えている方は少ないと思いますが、「こんなふうに行動してほしいな」という願望/期待を抱くことはありますよね。
その願望/期待の通りにこどもが動いてくれないときに感じるストレスが、イライラにつながっているのではないかと考えています。
このため、そうした願望/期待を抱いていることを自覚したら…
「叶わなくても問題のない願望/期待はないか?」を考えて、「叶わなくても問題のないもの」は意識的に手放すようにしています。
意識してみると、小さな願望を含めて、こどもに対して、毎日たくさんの期待をしていることに気づきました。
この期待を「まぁ、叶わなくてもいいや」と意識的に手放すことで、イライラしつつある「イライラの芽」も一緒に手放している感覚があります。
無意識の願望/期待もたくさんあるので、すべてを自覚することはむずかしいと思いますが…
ほんの一部を手放すだけでも、毎日のイライラが徐々に減って、こそだて生活がすこしずつラクになっていくのではないかと考えます。
みなさんの夏が、すこしでもラクになり、笑顔ですごせる時間がすこしでも長くなりますよう、応援しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年8月8日
第100号
(おかげさまで、100回目! いつも読んでくださり、ありがとうございます!)
小1の夏の風物詩、アサガオ
基本的には息子が水やりしていますが
めんどくさがる日もあります
水やりを促す日もありますが
余裕がない日は
「水をあげないと元気がなくなる」と
体験を通して学ぶいい機会だ
と見守るだけの日もあります
精神的な負担を手放すことで
イライラがすこし減っています
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