あせらず、すこしずつ
はじめに
お子さんに「やらなければならないこと」があるとき、付き添いながらイライラしたことはありませんか?
当サイト運営者は、小1の息子の夏休みの宿題の見守りが、まさにそんな感じでした。
イライラしないように、どんな工夫をしたか?について紹介します。
「期限が決まっていること」に取組むときのお子さんの様子を思い浮かべながら、お読みいただけましたらうれしいです。
小学生になってはじめての夏休みの宿題は、意外とハイレベル!?
2学期が始まって、1週間ちょっとが経ちました。
夏休みが終わり、園/学校に行く生活に慣れてきたころでしょうか?
生活リズムの変化で、疲れが出てくるころでもあるかもしれませんね。
小学1年生である、当サイト運営者の息子は、今年はじめての「夏休みの宿題」を経験。
1学期にひらがなをようやくマスターしたタイミングでの、絵日記(1日分だけ)や読書感想文は、息子にとってはすこしハイレベルな宿題でした。
飽きやすく、イライラしやすい息子
平日は学童に通っていたため、宿題に取組むのは、基本的には週末のみ。
取組める日が限られていたこともあり、保護者としては、ひとつずつ、一気に終わらせてしまいたいと感じるのですが…
小1の息子にとっては、すべてがはじめてのことでとっても大変…!
すぐに飽きてしまい、親子でイライラしてしまいました。
保育園児時代から心がけていること
この傾向は、実は保育園児時代から変わっていません。
七夕飾りに願い事を書く
人事異動でお別れする先生に、ひとことメッセージを書く
卒園を前に、お世話になった先生方に、ひとことメッセージを書く
など、期限が決まっていたり、つかえる用紙が限られていたりして、多少なりともプレッシャーを感じながら「何かを書く」場面では、息子自身が小さな失敗も許すことができず、すぐにイライラして飽きてしまいます。
せかしてもうまくいかないことは分かっているので、こんなときは下記4つのことを意識するようにしています。
(時間のプレッシャーを軽減するために)可能な限り早くはじめる
「練習用」の用紙を用意する
機嫌の良いときに何度もトライする
機嫌が悪くなりかけたら、一旦やめる
考え方の工夫で、宿題の見守りのイライラをすこしでもラクに…!
時間/用紙のプレッシャーを可能な限り軽減したうえで、もうひとつ、大切なことがあります。
それは、「宿題は一気には終わらない」ということを、保護者が受け入れることです。
「早く終わらせてしまえばいいのに」と、大人は感じますが、宿題に取組むこども本人にとっては「とても大変なこと」だと理解することがとても大切だと、この夏休みにあらためて感じました。
1. やる気のあるときに取組む
2. 可能な分ずつ進める
3. 飽きたら(イヤになる前に)一旦中断してもいいことにする
この3ステップをすこしずつ、くりかえしていけば、宿題は着実にすすんでいきます。
「一気に終わらせる」ことをあきらめたら、見守る保護者のイライラが、すこし軽減されるように感じました。
おわりに
今年の夏休みの宿題の見守りは、おもに夫が引き受けてくれて、とても助かりました…!
自分で見守るときは、上述のように、良い意味でのあきらめをもつことで、こどもの様子を観察しながらお互いに無理のない取組み方を、なんとなくつかめたように感じました。
あそびたい
飽きてしまった
失敗が許せない
もっと上手に書きたいのに、うまくできなくてもどかしい
など、「やらなければいけないこと」に対して、こどもがイライラするのにはさまざまな理由があると思います。
どんな理由でイライラしても、対応はおなじ。
できるときに、できる分だけすすめて、イヤになったら一旦やめる。
こう考えることで、「無理にやらせる」ことがなくなり、「宿題自体をキライになる」ことは防げたかな、と感じています。
「やらなければいけないことが終わらず、見守りながらイライラする」と、悩んでいる方には、「気分が乗っているときにすこしずつ進めればOK」と考えてみる、ということをおすすめしたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年9月18日
第106号
飽きてしまうなら 飽きないペースで 一歩ずつ…!
宿題/課題に飽きてしまうときは…
宿題自体がイヤにならない範囲の
息子にとって「持続可能なペース」で
「期限に間に合えばOK」と割り切る
これで見守りのイライラが
だいぶラクになりました
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