幼稚園
:習志野市内から通える
はじめに
保育園/こども園/幼稚園への入園を検討するにあたり、しらべることの多さ、そして専門用語の多さに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いつ、何から手を付けたら良いのか?当サイト運営者は、しらべ始めると同時に迷子になりました。
また、同じ情報について、多くの方が同じような時期にしらべ、戸惑っているであろうことに、「もっと楽にできないか?」と疑問にも感じました。
幼稚園にこどもを入園させるための保護者の活動を意味する「幼活」ということばがうまれるほど、複雑化しているのかもしれません。
園しらべで戸惑う方が少しでも減るように、そして、より多くの方が検討時間を十分に取り納得のいく園えらびができるように。
そんな想いで、市HP/各園HPの公開情報と当サイト運営者の一児の母としての経験をもとに、
ここでは習志野市内から通うことのできる幼稚園(近隣の市の一部の園も含む)について、まとめます。
以下の目次をご活用いただくと、気になるところからご覧いただけます。
※ご留意いただきたいこと:情報の参照元のリンクを記載しますが、リンク先のページ改変などにより、リンク切れとなる可能性があることをご了承ください。
幼稚園とは
そもそも、幼稚園とはどのような施設を指すのでしょうか?文部科学省HPには、以下のように記載されています。
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幼稚園とは,3歳以上の幼児を対象として,幼児を保育し,適当な環境を与えて,その心身の発達を助長することを目的とする学校であって,小学校以降の生活や学習の基盤を培う学校教育のはじまりとしての役割を担っているものをいう。
参考:幼児教育の意義及び役割(文部科学省HP)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/attach/1395402.htm#:~:text=%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%8C3%E6%AD%B3,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82
ーーーーー
保育園が「保護者に代わって保育を行う児童福祉施設」であるのに対し、幼稚園は「学校教育のはじまり」であるとされています。
このため一般に、幼稚園のほうが保育園にくらべて特徴的な教育(英語/体操/ほか)を行っているところが多いようです。
類似の施設に、こども園(短時間児)があります。
こども園については「こども園:習志野市内で通える」に詳しく記載しています。
習志野市内から通える幼稚園
習志野市内から通うことのできる幼稚園(および、その他の幼児施設)は、約20軒あります。
ここでは、習志野市内および隣接する市にある、習志野市内から通える幼稚園に着目してまとめていきます。
※隣接する市の幼稚園については、習志野市との市境に近い園、さらに、園HPで送迎バスが習志野市内を通ることを確認できた園について記載しています。
習志野市内から通うことのできる幼稚園について、以下にエリア別に列挙します。
※抜けている園がある可能性もあります。ご了承ください。
以下、2024年春更新(令和6年度版)の情報です。
習志野市
秋津・香澄地区
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大久保地区
屋敷幼稚園
大久保東幼稚園
やひろ学園 モンテッソーリ子供の家 ※
谷津・奏の杜地区
LAULE’A INTERNATIONAL SCHOOL ※
谷津幼稚園
津田沼地区
津田沼幼稚園
藤崎幼稚園
東習志野・実籾地区
みもみ幼稚園
ホーリネス幼稚園
船橋市
恵楓幼稚園
すずらん幼稚園
若松幼稚園
冨士見第二幼稚園
中台幼稚園
八千代市
ー
千葉市
花見川幼稚園
千葉しらゆり幼稚園
信徳寺あさひ幼稚園
芳野学園附属幼稚園
※やひろ学園 モンテッソーリ子供の家、LAULE’A INTERNATIONAL SCHOOL:その他の幼児施設
(分類がHP等で確認できていないのですが、当サイトでは便宜上、「その他幼児施設」として、幼稚園と一緒に記載しています)
上記各園の特徴を比較しやすいよう、以下にPDFを添付します。
情報量が多く字が細かいので、パソコンでの閲覧、もしくはA4(横)サイズ以上での印刷がおすすめです。
◆閲覧方法:以下に添付のPDF画像をクリック(タップ)
◆保存方法:PDFを閲覧している状態で、右上の「ダウンロード」マークをクリック(タップ)
幼稚園の種類
公立/私立などの区分のほか、バス送迎の有無/課外活動のちがいなど、幼稚園によりさまざまな個性があります。
どのような特長をもつ施設が良いか、ご家庭の基準に照らして、納得のいく園えらびができると良いですね。
なお、公立の幼稚園の場合、通園可能な園区が定められています。居住エリアによって、通園可能な幼稚園は異なります。
お住いのエリアがどの園区に該当するか、下記ページ(習志野市HP)などで確認できます。
- 参考:習志野市HP
【令和6年度】 市立幼稚園・こども園所在地・募集人員・園区
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/youtien/470220140924154438726.html
また、幼稚園にかかる費用は幼児教育・保育の無償化の対象となるため、
子ども・子育て支援新制度の対象となる幼稚園(公立/私立)については基本的には無料です(ただし、給食費やバス送迎費用などの支払いが別途必要になる場合があります)。
子ども・子育て支援新制度の対象とならない私立幼稚園においても、一定の金額までを助成してもらうことができます。
さらに、幼稚園の預かり保育を利用する方のうち、「保育の必要がある」と認められた場合にも、一定金額の助成を受けられます。
詳しくは、下記のサイトにて確認できます。
- 習志野市HP:幼児教育・保育の無償化
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/youtien/mushouka.html - こども家庭庁HP:幼児教育・保育の無償化概要
(ページ下部にあるPDFのリンク「幼児教育・保育の無償化の主な例」が、チャートになっていてわかりやすいです)
https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/mushouka/gaiyou/
このほか、当サイトでは、下記のページに、特徴ごとに該当する保育園/こども園/幼稚園をまとめて紹介しています。
幼稚園の利用方法
幼稚園には、教育標準時間(1号)認定を受けたこどもが通うことができます。
教育標準時間(1号)認定とは、満3歳以上の就学前のこどもが幼稚園/こども園(短時間児)などの利用に当たって受ける認定で、入園申込の際に認定の申込に必要な書類に必要事項を記入して申込みます。
基本的には9:00~14:00(園による)の間を園で過ごし、
保護者の仕事/通院・入院/介護/リフレッシュなどの都合で「保護者が子育て支援を必要とする」こどもについては、朝(9:00まで)もしくは夕方(17:00まで)の時間で、預かり保育を利用することができる園が多いようです。
- 例:預かり保育(習志野市HP)
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/youtien/azukarihoiku_1.html
入園の申込は、公立/私立にかかわらず、各園に直接行います。
幼稚園の申込スケジュール
~いつからはじめればいい?~
~いつからはじめればいい?~
幼稚園とこども園[短時間児]の申込スケジュールは同様のことが多いため
ここでは幼稚園/こども園[短時間児]の申込スケジュールを紹介します。
公立のこども園の申込書類の配布は、入園希望の年の前年度の、10月中旬ごろです(配布期間が短いのでご注意ください)。
さらに申込受付期間は11月はじめです。
申込書類を入手してからの園えらびでは時間が足りず、十分に園の見学などができない可能性もあるため
申込書類配布が始まる前の、初夏~9月中に、入園申込をする園を決めておけると安心です。
以下、ご参考までに、えみのわ推奨のスケジュール
(例として、4月入園、公立の幼稚園/こども園[短時間児])
を紹介します。
※ご家庭の事情などにより、このスケジュールに当てはまらない場合もあるかと思います。
ご不安な場合はまず、入園ご希望の園や習志野市役所(こども保育課)に問合せされることをおすすめします。
えみのわ推奨のスケジュール
(4月入園、公立幼稚園/こども園[短時間児]の申込/入園許可まで)
(4月入園、公立幼稚園/こども園[短時間児]の申込/入園許可まで)
<入園希望年の前年度>
※「→」は「やること」
4月~5月中旬
:新年度開始
→園しらべスタート。
まずはどんな園があるのかを広く「ながめる」。
習志野市役所で関連資料を入手。
(預かり保育を利用する可能性がある場合は、ご家庭が「保育の必要性」に該当するか、について確認)
※この作業は、もっと前から取り組んでもOKです。
5月下旬~7月
:新入生が園に慣れて落ち着くころ
→知っている園、候補になりそうな園を「比べる」。
「ウチの基準」を明確化し、あてはまる園を確認。
※早い園では見学会/説明会が実施されます
(気になる園があれば1度HPを確認すると安心)
8月~9月
→希望の園を「絞り込む」。
希望の園を見学(事前に問合せてから)、園までの道のり/登園方法を確認。
希望の園に優先順位を付ける
※「保育の必要性あり」に該当する場合:保育園/こども園[長時間児]も候補に入れて検討しておく
※「保育の必要性」が認められない場合:私立幼稚園/こども園[短時間児]も候補に入れて検討しておく
10月中旬
:申込書類配布
(希望者のみ、入園説明会※要電話予約)
→申込書類の入手
(習志野市HPでダウンロードも可能です)
11月初旬
:入園申込受付
(1次募集)
(2次募集※入園候補者数が募集人員に満たない園で実施)
および入園面接
→申込書類の提出(持参:ご希望の幼稚園/こども園に)
※1次募集の申込受付で応募者数が募集人員を超えた場合は公開抽選を各園で実施、抽選にもれた方は2次募集で他園に再申込
12月中旬
:入園許可(入園許可書を各園で配布)
※私立の幼稚園/こども園(短時間児)は、スケジュールが施設により異なります。ご希望の園のHP/お問合せで確認してくださいね。
(7月に入園説明会を実施する園もあるようです。私立幼稚園をご希望の方は、6月には一度ご希望の園のHPを確認しておくことをおすすめします。)
プレスクールについて
私立の幼稚園/こども園(短時間児)の場合、入園の前年度に「プレスクール」を実施している園があります。
プレスクールの申込スケジュールは、園により大きく異なります。
入園年度の前年度の2~3月や、さらにその前の年の12月など、プレスクールの申込受付の時期は園により異なります。
(プレスクール利用をご希望の方は、気になったタイミングで、できるだけお早めに園HPなどで情報収集を開始されることをおすすめします。)
プレスクールについては、下記のページで詳しくまとめています。
おわりに
以上で、習志野市内から利用可能な幼稚園について、概要を紹介しました。
入園申込までのスケジュールなどのイメージはつかめたでしょうか?
(当サイト運営者が当時まず不安に感じたのは、おおまかなスケジュールがわからないことでした)
保活・幼活体験談
当サイト運営者の私見ですが、ご希望の幼稚園を絞り込む前の段階で、保育園/こども園/幼稚園を広く検討する機会をぜひもっていただきたいと考えています。
当サイト運営者の例ですが、園しらべの当初は、「就労要件に該当しても『点数』が足りず、認可保育園には入れないだろう」と考え、また、園区の関係で、通える公立のこども園がなかったため、幼稚園だけに絞って探していました。
しかし年齢によっては保育園にも空きがあり入園が可能かもしれないことを知り方向転換。
当時認可外だった保育施設に無事入園することができ、息子は毎日楽しく登園していました(2023年度で卒園)。
欲をいえば、もうすこし近くで(なにかあった時に歩ける距離にある)、バス通園が可能な私立こども園も検討すればよかったと、少しですが後悔しています。
(幼稚園という名称でも、こども園として運営されている園があり、入園後にその存在を知りました。)
幼活において必要な視点
お仕事などのために、保育園だけを検討していたご家庭であっても、17:00(場合によっては19:00)までの延長保育(預かり保育)が可能な幼稚園や、居住エリアによってはこども園も選択肢に入れることができます。
大切なのは、下記2点だと考えます。
固定概念を外して、広い視野で考えること
保護者/こどもに合った園を納得できるまで検討すること
上記でもすこし触れましたが、当サイトでは保育園/こども園/幼稚園を分けずに、共通の条件で施設を分類し、条件ごとにページを分けて、該当する施設を紹介しています。
当サイト「こどもの保育/教育について」の各ページには、まだ希望の園が明確に決まっていない方に、納得のいく園えらびにご活用いただける情報を掲載しています。
ご家庭に合った幼稚園が見つかり、保護者もこどももたのしく、自分らしく笑顔で過ごせる時間が、すこしでも増えますよう、願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2024年7月29日更新
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