「ごほうびでつる」ことは
悪いこと?
はじめに
お子さんが病院に行くのをいやがること、ありませんか?
いやがるこどもを連れて病院まで行き、長い待ち時間をすごすのは、大変なことですよね。
息子と病院を受診するとき、どうやって通院をスムーズにしているのか?を例に、簡単に紹介します。
お子さんの場合にあてはめながら、お読みいただけましたらうれしいです。
こどもがいやがる用事、どうやって乗り越えていますか?
こどもがいやがっていても「済ませなければいけない用事」、ときどきありますよね。
たとえば、通院。
病院では、静かにしなければならないですし、こどもにとってヒマな長い待ち時間や、注射/検査など痛かったりドキドキしたりすることもあるので、病院をいやがるお子さんは多いのではないでしょうか?
いやがるこどもを連れての通院は、とっても大変なこと。
気持ちよくがんばってもらいたいので、当サイト運営者の家庭では、通院(特に注射などいやなことがあるとわかっているとき)には、ある「秘策」を用意しています。
わがやの秘策:うれしいイベントを追加する!
その「秘策」とは、通院後にうれしいイベントを追加する、ということ。
たとえば
普段買わないスイーツ(クレープ/ソフトクリームなど)を買って食べる
レストランで外食をする
帰りに買い物に行って、特別なお菓子/ジュースなどを買う
など。
ポイントは、こどもが喜ぶ「ごほうび」を「自分でえらばせてあげる」こと。
選択肢は保護者が設定してOK!
ご家庭に無理のない選択肢のなかから、こども自身が「自分で決めたごほうび」をたのしみに感じることができれば、ごほうびの内容はなんでもOKです。
「ごほうびでつる」のは悪いことか?
「ごほうびでつる」ということに、抵抗を感じた時期もありました。
普段の生活では、できるだけ「ごほうびでつる」のではなく、自発的な行動をほめたり感謝したりすることを大切にしようと考えています。
一方で、通院などの「いやなことが予見できる(=こどもがいやがる可能性が高い)」ような用事の場合は、お互いに少ないストレスで、安全に行けることが1番大切。
このため、あらかじめ「ごほうび」を用意して事前に伝えることを、最近は悪いことだとは考えなくなりました。
ご家庭に合った「作戦」をみつけよう!
ご家庭ごとに、外食頻度/お菓子の買い方/娯楽のための予算や、お子さんの好みなどは異なりますよね。
このため、「ご家庭に合った」作戦を見つけることが重要です。
お子さんが喜ぶこと
普段ガマンさせていること
などが、こういった場合の「ごほうび」を考えるときの、大きなヒントになると思います。
おわりに
「ごほうびでつる」ことがつづくと、それが「普通」になって「ごほうび」が「ごほうび」として機能しなくならないか心配になる、という方も多いと思います。
考え方は人それぞれなので、ご家庭ごとに快適に感じられる方法に自信をもってOK!
当サイト運営者の場合は、「がんばり度合い」に応じて「ごほうび」のレベルを調節することで、「ごほうび」の陳腐化を予防しようと考えています。
「ごほうび」の内容を毎回えらばせてあげるのも、お子さんがそのとき1番うれしい「ごほうび」になるので良いかもしれないですね。
ご家庭ごとに、お子さんに合った「ごほうび」で、いやがる用事もスムーズに済ませられるように、そしてご家族で笑顔ですごせる時間が増えるように、応援しています…!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年11月10日
第113号
秋はインフルエンザの予防接種
検討する方が多い季節ですね
予防接種/検査/待ち時間など
病院はこどもにとって
うれしくないことが多い場所であり
行きたがらないこともありますよね
そんなときは「ごほうび作戦」
安全に気持ちよく行くための
大切なとっておきの秘策です
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