保育園
:習志野市内から通える
はじめに
保育園/こども園/幼稚園への入園を検討するにあたり、しらべることの多さ、そして専門用語の多さに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いつ、何から手を付けたら良いのか?当サイト運営者は、しらべ始めると同時に迷子になりました。
また、同じ情報について、多くの方が同じような時期にしらべ、戸惑っているであろうことにも、「もっと楽にできないか?」と疑問にも感じました。
保育園にこどもを入園させるために保護者が行う活動を意味する「保活」ということばも一般的になりました。
こうしたことばがうまれるほど、複雑で難しくなっているということだと解釈しています。
園しらべで戸惑う方が少しでも減るように、そして、より多くの方が検討時間を十分に取り納得のいく園えらびができるように。
そんな想いで、市HP/各園HPの公開情報と当サイト運営者の一児の母としての経験をもとに、
ここでは習志野市内から通うことのできる保育園(近隣の市の一部の園も含む)について、まとめます。
目次をご活用いただくと、気になるところからご覧いただけます。
※ご留意いただきたいこと:情報の参照元のリンクを記載しますが、リンク先のページ改変などにより、リンク切れとなる可能性があることをご了承ください。
保育園とは
そもそも、保育園とはどのような施設を指すのでしょうか?習志野市役所HPには、以下のように記載されています。
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保育施設とは、保護者が就労、病気等の事情により児童を家庭で保育できない場合において、「子ども・子育て支援法」及び「児童福祉法」に基づき、保護者に代わって保育を行う児童福祉施設です。
保育施設では、児童の健全な心身の発達を促し、豊かな人間性を持った子どもを育成することを目的に、そして、保護者の皆様が安心して預けられるよう児童の保育にあたっています。
※参考:【令和6年度】認可保育施設 入所・入園案内(習志野市役所HP)
https://www.city.narashino.lg.jp/material/files/group/136/R6-nyusyoannnai.pdf
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自宅でこどもを保育することのできない家庭の(=保育の必要があると認められた)こどもが、保育園に通うことができる、ということですね。
さらに、保育必要量に応じ、保育標準時間/保育短時間にわけられ、それぞれ下記の時間の保育を利用できます。
保育標準時間:最大11時間
→8時30分~16時30分 +時間外保育保育短時間:最大8時間
→8時30分~16時30分のみ
保育園と同様、保育の必要があるこどもが通うことのできる類似の施設に、こども園(長時間児)もあります。
※参考:教育・保育給付認定(習志野市役所HP)
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/hoikusho/470220141117145547690.html
こども園については「こども園:習志野市内で通える」に詳しく記載しています。併せてご覧ください。
習志野市内から通える保育園
(1)習志野市内から通える保育園
習志野市内から通うことのできる(市内および市外の)保育園は、70軒以上あります。
習志野市内、および習志野市内から通える保育園について、「習志野市内から通うことのできる保育園」として、以下にエリア別に列挙します。
※抜けている園がある可能性もあります。ご了承ください。
※2歳で卒園となる園を含みます。
以下、【 2024年春更新(令和6年度版) 】の情報です。
習志野市
秋津・香澄地区
リトルガーデンインターナショナル新習志野保育園
かすみ保育園
秋津保育所
ロゼッタ保育園
大久保地区
ひまわり保育園2nd
ひまわり保育園
大久保みのり保育園
COO本大久保保育園
ひまわり保育園3rd
本大久保第二保育所
谷津・奏の杜地区
サンライズキッズ保育園奏の杜園
アスクかなでのもり第二保育園
アスクかなでのもり保育園
杜の子保育園
キッズガーデン奏の杜園
クニナ奏の杜保育園
そらまめ保育園 かなでの杜
京進のほいくえん HOPPA津田沼ザ・タワー
谷津保育所
谷津みのり保育園
谷津南保育所
みらいつむぎ谷津保育園
サンライズキッズ保育園谷津園
ひまわり保育園Sola
そらまめ保育園 津田沼駅前
津田沼地区
明徳そでにの保育園
キッズガーデン津田沼園
ポピンズナーサリースクールイオンモール津田沼
ブレーメン津田沼保育園
青葉保育園
サンライズキッズ保育園津田沼園
菊田みのり保育園
ニチイキッズ津田沼ふじさき保育園
藤崎保育所
東習志野・実籾地区
実籾保育園
若松すずみ保育園
船橋市
すずらん保育園
三山保育園
三山つくし保育園
南船橋保育園
若松保育園
りりぱっとsteps
りりぱっと津田沼駅前園
たちばな保育園
KADENA AMERICAN PRESCHOOL
りりぱっとナーサリー津田沼園
京進のほいくえん HOPPA津田沼園
前原ひまわり保育園
ゆめわかば保育園
リトルガーデンインターナショナル ららぽーと三井ビル
八千代市
高津南保育園
クレヨンキッズ八千代緑が丘園
八千代台西保育園
ソレイユナーサリー八千代台
八千代台保育園
八千代台南保育園
千葉市
長作保育所
ひかり保育園
日乃出保育園
ほのぼのくるみのおうち
ほのぼのたんぽぽほいくえん
かえで保育園幕張本郷
幕張本郷ひだまり園
幕張本郷ナーサリー
キッズスペース ウィーピー幕張本郷
幕張本郷なないろ保育室
幕張本郷きらきら保育園
かえで保育園幕張本郷6丁目
幕張本郷すきっぷ保育園
泉保育園
キートスチャイルドケア幕張本郷
ほしぞらの丘
イオンゆめみらい保育園
以上のように、同じ地区にも複数の保育園があり、園えらびの重要さ/難しさが想像できます。
(2)隣接する市の保育園に申込は可能か?
一定の条件(勤務先がある、里帰り出産予定の祖父母の家がある、など)を満たせば、市外の園にも申込が可能です。
ただし、習志野市にお住まいのまま、市外の認可保育園への入園を検討する場合は、市外の園については利用調整時(≒選考時)に不利になるようです。
船橋市:利用調整において、大幅に減点
参考: https://www.city.funabashi.lg.jp/kodomo/hoiku/002/p020873.html#b千葉市:市民(転入予定含む)を選考後、空きのある保育園・認定こども園等について選考を行う
参考: https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/yojikyoiku/unei/kouikiriyou.html八千代市:市内の方を優先するため、大幅に減点
参考: https://www.city.yachiyo.lg.jp/uploaded/attachment/25721.pdf
このため、市外の保育園については希望は出せますが、入園はむずかしいかもしれない、という点に注意が必要です。
(3)習志野市内から通える保育園の比較一覧
上記各園の特徴を比較しやすいよう、以下にPDFを添付します。
情報量が多く字が細かいので、パソコンでの閲覧、もしくはA4(横)サイズ以上での印刷がおすすめです。
◆閲覧方法:以下に添付のPDF画像をクリック(タップ)
◆保存方法:PDFを閲覧している状態で、右上の「ダウンロード」マークをクリック(タップ)
保育園の種類
私立/公立、認可/認可外/企業主導型/小規模保育事業などの区分のほか、バス通園の有無/園庭の有無/駐車場の有無/保育時間のちがいなど、
保育施設によりさまざまな個性があります。
どのような特長をもつ施設が良いか、ご家庭の基準に照らして、納得のいく園えらびができると良いですね。
また、保育施設にかかる費用は幼児教育・保育の無償化の対象となるため、
認可保育施設については基本的には無料(ただし、給食費や送迎バス利用料などの支払いが別途必要になる場合があります)、
認可ではない保育施設は一定の金額までを助成してもらうことができます。
詳しくは、下記のサイトにてご確認ください。
- 習志野市HP:幼児教育・保育の無償化
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/youtien/mushouka.html - こども家庭庁HP:幼児教育・保育の無償化概要
(ページ下部にあるPDFのリンク「幼児教育・保育の無償化の主な例」が、チャートになっていてわかりやすいです)
https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/mushouka/gaiyou/
当サイトでは、広くご検討のうえ園えらびを行えるよう、
保育園/こども園/幼稚園を分けずに、共通の条件で施設を分類し、条件ごとにページを分けて該当する施設を紹介しています。
まだ希望の園が明確に決まっていない方には、
当サイト「こどもの保育/教育について」の各ページもおすすめです。
保育園の利用方法
保育園に申し込むには保護者が就労(月64時間以上の仕事)/疾病/出産/介護などの一定の条件を満たすことで、
「保育の必要性がある」と、習志野市に認められる必要があります。
保育の必要性があるかどうかの認定は、保育施設の申込時に、該当する文書に必要事項を記載することで審査を受けることになります。
認可保育園の場合は習志野市役所(こども保育課)に、
認可外保育園の場合は各園に、申し込むことになります。
※【 2024年4月現在 】習志野市内のほとんどの保育園が認可保育園であるため、
ある程度希望の園などについて調べた後、まずは習志野市役所のこども保育課を訪問されるのが近道かと思われます。
(調べ始める前に市役所へ行っても問題ありませんが、具体的な園のイメージをもっていたほうが、市役所での話をより深く理解できると思います。)
保育園の申込スケジュール ~いつからはじめればいいい?~
4月入園の場合、認可保育施設への申込書類の配布は、入園希望の年の前年度の、10月下旬から。
さらに申込受付期間は11月中旬~12月中旬です。
申込書類を入手してからの園えらびでは時間が足りず、十分に園の見学などができない可能性もあるため
申込書類配布が始まる前の、初夏~9月中に、入園申込をする園を決めておけると安心です。
以下、ご参考までに、えみのわ推奨のスケジュール(4月入園、認可保育園)を記載します。
※参考:- 【令和6年度】保育所等の入所申込み(習志野市HP)
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/hoikusyonyusyoR6.html - 【令和6年度】認可保育施設 入所・入園案内(習志野市HP)(再掲)
https://www.city.narashino.lg.jp/material/files/group/136/R6-nyusyoannnai.pdf
※ご家庭の事情などにより、以下のスケジュールに当てはまらない場合もあるかと思います。
ご不安な場合はまず、入園ご希望の園や習志野市役所(こども保育課)への問合せをおすすめします。
えみのわ推奨のスケジュール
(4月入園、認可保育園申込まで)
<入園希望年の前年度>
※「→」は「やること」
4月~5月中旬
:新年度開始
→園しらべスタート。
まずはどんな園があるのかを広く「ながめる」。
習志野市役所で保育関連資料を入手。
(ご家庭が保育園申込の条件を満たしているかを確認)
※この作業は、もっと前から取り組んでもOKです。
5月下旬~7月
:新入生が園に慣れて落ち着くころ
→知っている園、候補になりそうな園を「比べる」。
「ウチの基準」を明確化し、あてはまる園を確認。
8月~9月
→希望の園を「絞り込む」。
希望の園を見学(事前に問合せてから)、園までの道のり/登園方法を確認。
※認可保育園だけでなく、下記の園も候補として検討してみる
・こども園[長時間児]
・認可保育園以外の保育園
・預かり保育が可能な、幼稚園/こども園[短時間児]
10月下旬
:申込書類配布開始
→申込書類の入手
※配布:各園、習志野市役所こども保育課
ダウンロード:習志野市役所HP
(混雑が予想されるため、ダウンロードが推奨されています)
11月中旬~12月中旬
:入園申込受付期間(一次募集)
→申込書類の提出
(郵送もしくは窓口に持参:市役所こども保育課あて)
※結果通知:2月上旬~中旬頃(郵送) (参考:習志野市 令和5年度 認可保育施設 入所・入園案内)
12月中旬~1月末
:入園申込受付期間(二次募集)
※一次募集で定員に満たなかった園に限る
→申込書類の提出
(郵送もしくは窓口に持参:市役所こども保育課あて)
※1次選考で「不承諾」となった場合は、もれなく2次選考が行われる
※1次選考結果通知時に希望施設の変更が可能(1次選考にて入所保留(不承諾)となった方を 含む)
※結果通知:3月上旬(郵送) (参考:習志野市 令和5年度 認可保育施設 入所・入園案内)
※こども保育課窓口に持参する場合:要事前予約
(一次募集、二次募集ともに)
※保育園/(入園時の)年齢などによっては、おむつが外れていることなどを入園に際して求められることがあります。
焦らないことが大切ですが、年少クラス(入園時 満3歳)に入園される場合は、前年度のうちにトイレトレーニングの完了が必要になる場合があるかもしれません。
ご不安な場合は、ご希望の園に問合わせることをおすすめします。
※認可ではない保育園、企業主導型保育園などの場合はスケジュールが施設により異なる場合があります。ご希望の園のHP/お問合せにより確認すると安心ですね。
※4月以外の時期の入園の場合は、申込の流れが異なります。
まずは習志野市役所HPで確認するか、習志野市役所こども保育課へ直接お問合せされることをおすすめします。
(習志野市役所HP:ホーム > 子育て・教育 > 保育・学校 > 保育所 の中の、「保育所等の入所申込」のページ)
※市外の保育施設は、保育施設がある市区町村の申込期間に申し込む必要があります。
ご希望の園の申込書類や申込期間についての情報をお確かめのうえ、お早めに習志野市役所(こども保育課)へ相談しましょう。
おわりに
以上で、習志野市で利用可能な保育施設について、概要を紹介しました。
保育施設申込までのスケジュールなどのイメージはつかめたでしょうか?
(当サイト運営者が当時まず不安に感じたのは、おおまかなスケジュールがわからないことでした)
当サイト運営者の私見ですが、ご希望の保育施設を絞り込む前の段階で、保育園/こども園/幼稚園を広く検討する機会を一度もてたら良いのではないかと考えています。
保活体験談
当サイト運営者の場合、園しらべの当初は、「就労要件に該当しても『点数』が足りず、認可保育園には入れないだろう」と考え、また、園区の関係で、通える公立のこども園がなかったため、幼稚園だけに絞って探していました。
しかし年齢によっては保育園にも空きがあり入園が可能かもしれないことを知り方向転換。
当時認可外だった保育園に無事入園することができ、息子は毎日楽しく登園していました(2023年度で卒園)。
欲をいえば、もうすこし近くで(なにかあった時に歩ける距離にある)、バス通園が可能な私立こども園も検討すればよかったと、すこしですが後悔しています。
(調査不足で、入園後にその存在を知りました。)
保活において大切な視点
当サイト運営者とは逆に、お仕事などのために保育園だけを検討していたご家庭であっても、17:00(もしくはそれ以降)までの時間外保育(預かり保育)が可能な幼稚園や、居住エリアによってはこども園も選択肢に入れることができます。
大切なのは、下記2点です。
固定概念を外して、広い視野で考えること
保護者/こどもに合った園を納得できるまで検討すること
上記でも少し触れましたが、当サイトでは保育園/こども園/幼稚園を分けずに、共通の条件で施設を分類し、条件ごとにページを分けて該当する施設を紹介しています。
当サイト「こどもの保育/教育について」の各ページには、まだ希望の園が明確に決まっていない方に、納得のいく園えらびにご活用いただける情報を掲載しています。
ご家庭に合った保育施設が見つかり、保護者もこどももたのしく、自分らしく笑顔で過ごせる時間が、少しでも増えますよう、願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2024年4月18日更新
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