生活動線に合わせた
お部屋づくり
はじめに
みなさんは、どんな風にお部屋づくりをしていますか?
片付けが苦手な当サイト運営者の家庭では、できるだけ生活動線がスムーズになるような仕組みを考えて、家具や道具を配置するように意識しています。
これまでのこどもの成長や、この春からの新生活を経て感じた、お部屋づくりについての考えを紹介します。
お子さまの成長や、生活の変化に合ったお部屋を想像しながら、お読みいただけますとうれしいです。
お部屋づくりは仕組みづくり
みなさんは、整理整頓が得意ですか?
当サイト運営者は片付けが苦手。
スイッチが入ると、ものの並び順にまでこだわって整理するのですが、きれいな状態をなかなか維持できません。
さまざまな片付け書籍を読んだり講座を受けたりして気づいたのは、「生活動線に合わせてものを配置する」という共通する仕組み。
こそだてがはじまってからは「安全」という尺度も追加しながら、「暮らしやすい仕組み」を自分なりに考えながら、定期的にお部屋を見直して、より生活しやすいように配置変更をくりかえしています。
お部屋を見直すタイミング
では、どんなときにものの配置を見直すのか?
基本的には「気になったとき」なのですが、意識的に見直すようにしている2つのタイミングがあります。
生活が変わったとき
こどもの成長に気づいたとき
具体的には、下記のような場面/観点でお部屋を見直してきました。
こどもがうまれるとき
:あかちゃんと安心して暮らせるか?ハイハイ/つかまり立ち/ひとりあるき がはじまったとき
:危険な場所に手が届かないか?一時保育に通い出したとき/入園したとき/入学したとき
:登園/登校準備がスムーズにできるか?
お部屋の仕組みづくりの手順
お部屋の仕組みを見直すときに意識している手順を紹介します。
全部で6ステップありました。
現状を把握
:現状のお部屋で、生活するうえで不便なところはどこか?理想を妄想
:どんな風に生活したいか?
(着替えをしやすくしたい、ほとんど動かずに登校準備を終わらせたい、忘れものを予防したい、など)実現のための計画とおためし
:家の中のものを活用して、どうしたら理想に近づけられるか?
(ためしにものの配置を理想に近づけて暮らしてみる)計画の見直し
:不具合があれば、ちがった方法を考えてみる計画の実行
:家具の配置変更など、大きな変更はこのタイミングで最後におこなう微調整
:変更後も、不具合があれば気になったときに調整する
衝動的に実行して失敗する、ということが何度かあったので、上記のように段階的にすこしずつ進めるようにしています。
変更の過程で、家族にとっての心地よさ(片付けやすさ)も確認するようにしています。
維持しやすいよう家族みんなで決める
お部屋づくりでもうひとつ、大切なポイントがあると思っています。
家族で心地よくすごせるか?
という観点での、仕組みチェックです。
当サイト運営者の家庭の場合、片付けに関しては家族全員がおおざっぱな性格なため、できるだけ簡単な方法を考えるようにしています。
たとえば…
洗濯物は、ハンガーのまま片付けられるように干す
決めた場所にポイポイ入れるだけでいい、くらいの簡単な片付けで済むように考える
片付ける場所と準備する場所が同じになるように動線を考える
忘れものをしづらい仕組み/配置を考える
そのうえで、実際に配置を変更してためしながら、最終的な変更は家族の意見を聞きながら決定。
一緒に決めれば、片付けについて説明したり注意したりすることが減って、ストレスも減るような気がしています。
おわりに
当サイト運営者の息子はこの春、小学1年生になりました。
新生活がはじまって1か月が経ち、朝/帰宅後/夕食後などの毎日のうごきがみえてきました。
ランドセル
通学帽
ハンカチ/ポケットティッシュの在庫
教科書
学童でつかうワークブック
などの置き場所のほか
帰宅後に出すもの
出発前に準備/確認すること
などの決めごとについて、生活しやすい動線を考えながら、息子と一緒に実際にためしながら「忘れものをしにくい仕組み」を検討しています。
お部屋は生きもの。
こどもの成長や生活の変化に合わせてくりかえし変化させていくことで、より生活しやすくなっていくものなのだと思います。
「捨てる」ことが苦手なため、部屋はちょっと雑然としているのですが…
すこしでも生活しやすいお部屋を目指して、家族の力を借りながら、これからもちょこちょこ変更していこうと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年5月10日
第62号
ランドセル置き場 兼 準備ゾーン
忘れものをしないように
学校にもっていくものを
まとめてここに放り込み
準備も済ませられるようにしています
えみのわブログTOP へ戻る
えみのわTOP へ戻る
ならしの こそだて応援情報サイト えみのわ
(c) 2022- えみのわ All Rights Reserved