こども園
:習志野市内で通える
はじめに
保育園/こども園/幼稚園への入園を検討するにあたり、しらべることの多さ、そして専門用語の多さに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いつ、何から手を付けたら良いのか?当サイト運営者は、しらべ始めると同時に迷子になりました。
また、同じ情報について、多くの方が同じような時期にしらべ、戸惑っているであろうことに、「もっと楽にできないか?」と疑問にも感じました。
その複雑さゆえか、「保活」に加え、幼稚園にこどもを入園させるための保護者の活動を意味する「幼活」ということばも生まれています。
園しらべで戸惑う方が少しでも減るように、そして、より多くの方が検討時間を十分に取り納得のいく園えらびができるように。
そんな想いで、習志野市HP/各園HPの公開情報と当サイト運営者の一児の母としての経験をもとに、
ここでは習志野市内で通うことのできるこども園について、まとめます。
以下の目次を参考に、気になるところからご覧ください。
※ご留意いただきたいこと:情報の参照元のリンクを記載しますが、リンク先のページ改変などにより、リンク切れとなる可能性があることをご了承ください。
こども園とは
そもそも、こども園(正式には「認定こども園」)とは、どういった施設を指すのでしょうか?
習志野市HPには、以下のように記載されています。
ーーーーー
幼稚園と保育所の機能を併せ持ち、また、一部の施設においては地域における子育て支援の場を設けています。
※参考:令和7年度保育所等の入所申込み(習志野市役所HP)
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/R7nyusyo.html 「令和7年度 認可保育施設入所・入園案内(PDF)」の冒頭より引用
ーーーーー
幼稚園と保育所の機能を併せ持つため、保護者の状況(保育の必要性の有無)によって、以下のように、保育時間の異なるこどもが混在しています。
保護者が就労、病気等の事情により児童を家庭で保育できない場合
(=保育の必要性があると認められる場合)
→長時間児
(保育必要量に応じ、さらに保育標準時間/保育短時間にわけられる)保護者が家庭でこどもを保育することが可能な場合
(=保育の必要性が認められない場合)
→短時間児
長時間児は、一般的な保育園と同じ時間を、
短時間児は、一般的な幼稚園と同じ時間を、こども園で過ごします。
保育の必要性の有無は、就労(月64時間以上の仕事)/疾病/出産/介護などの一定の条件を満たすかどうかを基準に、習志野市によって判断されます。
参考:教育・保育給付認定(習志野市役所HP)https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/hoikusho/470220141117145547690.html
具体的には、こども園の申込時に、該当する文書に必要事項を記載することで、保育の必要性が認定されます。
上記のページ(教育・保育給付認定)で、ご家庭の「保育の必要性」が認められそうか、事前に確認することができます。
ご不安な場合は、習志野市役所こども保育課にご家庭の状況を説明し、確認することもできます。
習志野市内で通えるこども園
近隣の市で習志野市内から通いやすい位置にあるこども園が見つからなかったため、ここでは、習志野市内のこども園に着目してまとめていきます。
習志野市内で通うことのできるこども園は、12軒あります。
(隣接する市で習志野市内から通いやすい位置にあるこども園が見つからなかったため、市外のこども園は掲載していません)
以下にエリア別に列挙します。
※抜けている園がある可能性もあります。ご了承ください。
以下、【 2024年秋更新(令和7年度版) 】の情報です。
秋津・香澄地区
新習志野こども園
大久保地区
大久保こども園
習志野みのり幼稚園
みのりつくしこども園
杉の子こども園
谷津・奏の杜地区
向山こども園
第一くるみ幼稚園
津田沼地区
袖ケ浦こども園
青葉幼稚園
(仮称)藤崎こども園
東習志野・実籾地区
東習志野こども園
ブレーメン実花こども園
習志野市内から通える園の比較一覧
「園比較一覧」を下記ページで公開しています。ダウンロードしてご覧いただくと便利です。
PDF
:習志野市から通うことのできる園(えみのわ調べ)について、すべての情報を掲載しています。
Googleスプレッドシート
:ソート機能を使って絞り込みながら確認できます。習志野市から通うことのできる園(えみのわ調べ)について、すべての情報を掲載しています。
こども園の種類
幼保連携型認定こども園/幼稚園型認定こども園、公立/私立などの区分のほか、バス送迎の有無/保育時間のちがいなど、
こども園によりさまざまな個性があります。
どのような特長をもつ施設が良いか、ご家庭の基準に照らして、納得のいく園えらびができると良いですね。
公立のこども園の場合、通園可能な園区が定められています。このため、居住エリアによって、通園可能なこども園は異なります。
お住いのエリアがどの園区に該当するか、下記ページ(習志野市HP)などで確認できます。
- 参考:習志野市役所HP:【 令和7年度 】 市立幼稚園・こども園所在地・募集人員・園区
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/youtien/470220140924154438726.html
また、こども園にかかる費用は幼児教育・保育の無償化の対象となるため、
公立/私立ともに、こども園の保育料は基本的には無料です(ただし、給食費や送迎バス利用料などの支払いが別途必要になる場合があります)。
さらにこども園(短時間児)で預かり保育を利用する方のうち、「保育の必要がある」と認められた場合にも、一定金額の助成を受けられます。
詳しくは、下記のサイトにて確認できます。
- 習志野市HP:幼児教育・保育の無償化
https://www.city.narashino.lg.jp/soshiki/kodomo_hoiku/gyomu/hoikugakko/youtien/mushouka.html - こども家庭庁HP:幼児教育・保育の無償化概要
(ページ下部にあるPDFのリンク「幼児教育・保育の無償化の主な例」が、チャートになっていてわかりやすいです)
https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/mushouka/gaiyou/
また、当サイトでは、別ページに、特徴ごとに該当する保育園/こども園/幼稚園をまとめています。
こども園の利用方法
こども園には2種類の通い方があります。先述のとおり、「保育の必要性」の有/無によって、長時間児/短時間児にわけられます。
長時間児/短時間児はそれぞれ、申込方法が異なるため注意が必要です。
長時間児:一般的な保育園児と同様の時間を過ごす
→申込:認可保育園と同様
(申込方法/おすすめスケジュールなどの詳細は「保育園:習志野市内から通える」でご覧いただけます)
※入園の申込は、公立/私立にかかわらず、習志野市役所こども部こども保育課へ行います。短時間児:一般的な幼稚園児と同様の時間を過ごす
→申込:幼稚園と同様
(申込方法/おすすめスケジュールなどの詳細は「幼稚園:習志野市内から通える」でご覧いただけます)
※入園の申込は、公立/私立にかかわらず、各園に直接行います。
おわりに
以上で、習志野市で利用可能なこども園について、概要を紹介しました。
入園申込までのスケジュールなどのイメージはつかめたでしょうか?
(当サイト運営者が当時まず不安に感じたのは、おおまかなスケジュールがわからないことでした)
保活・幼活体験談
当サイト運営者の私見ですが、ご希望のこども園を絞り込む前の段階で、保育園/こども園/幼稚園を広く検討する機会をもっていただきたいと考えています。
当サイト運営者の例ですが、園しらべの当初は、「就労要件に該当しても『点数』が足りず、認可保育園には入れないだろう」と考え、また、園区の関係で、通える公立こども園がなかったため、幼稚園だけに絞って探していました。
しかし年齢によっては保育園にも空きがあり入園が可能かもしれないことを知り方向転換。
当時認可外だった保育施設に無事入園することができ、息子は毎日楽しく登園していました(2023年度で卒園)。
欲をいえば、もうすこし近くで(なにかあった時に歩ける距離にある)、バス通園が可能な私立こども園も検討すればよかったと、少しですが後悔しています。
(幼稚園という名称で、こども園として運営されている園もあり、保育園入園後にその存在を知りました。)
保活・幼活において大切な視点
お仕事などのため、保育園だけを検討していたご家庭であっても、17:00(場合によっては19:00)までの延長保育(預かり保育)が可能な幼稚園や、居住エリアによってはこども園も選択肢に入れることができます。
大切なのは、以下2点です。
固定概念を外して、広い視野で考えること
保護者/こどもに合った園を納得できるまで検討すること
上記でもすこし触れましたが、当サイトでは保育園/こども園/幼稚園を分けずに、共通の条件で施設を分類し、条件ごとにページを分けて、該当する施設を紹介しています。
当サイト「こどもの保育/教育について」の各ページには、まだ希望の園が明確に決まっていない方むけに、納得のいく園えらびにご活用いただける情報を掲載しています。
ご家庭に合ったこども園が見つかり、保護者もこどももたのしく、自分らしく笑顔で過ごせる時間が、すこしでも増えますよう、願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2024年12月11日更新
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