こそだての理想と現実

はじめに

みなさんは、こそだてに関してどんな理想をえがいていますか?

当サイト運営者は、家族みんなで笑顔で日常をたのしめたらいいな、そんななんてことない日常がいい思い出になったらいいな、と考えています。

でもその一方で、こどもの言動にイライラすることも…。


個人的には、「こそだての理想と現実にギャップがあってもOK!」と考えています。

実際に理想と現実にどんなギャップがあるのか?なぜギャップがあってもOKだと考えているのか?について紹介します。

お子さん/ご家族との日常を思い浮かべながら、お読みいただけましたらうれしいです。

こそだての理想像はありますか?

こそだてに対して、理想はありますか?

当サイト運営者は、下記のような理想をもってこそだてに向き合っています。


個人的にはちょっとハードルの高い理想だと感じていますが、大切にしたい理想像です。


こそだての理想と現実には、ギャップがある

日常生活をかえりみると、理想と現実の間にはかなり大きなギャップがあると感じます。

たとえば…

など、ケンカはないものの、「家族で顔を見合わせて笑い合う」理想のイメージとはちがう日常をすごしています。


みなさんは、いかがですか?

こそだての理想と現実に、どんなギャップがあるでしょうか?


こそだての理想と現実には、ギャップがあってOK!

負け惜しみではないのですが、こそだてにおいて、理想と現実にギャップがあってもOKだと、個人的には考えています。

なぜなら、理想は「叶えるもの」ではなく、「めざすもの」だととらえているためです。


叶えるのは目標で、理想はめざすもの。

こそだてでくりかえし「想定外」のできごとに出会いながら、こんな考え方にたどりつきました。


思い通りにならないこそだて。

想定通りにすすまないこそだて。

そんなこそだてをたのしむためには、めざしたい姿(理想)をふんわりと描きつつ、毎日の暮らしを柔軟に考えられる余白を残しておく…
そうすることで、苦しくなりにくいのではないかと考えています。


理想はおおまかな羅針盤!肩の力を抜いて日常をたのしもう

理想の姿と現実の状況のギャップが大きいと、焦ることもあるかもしれませんが…

「どうやって理想に近づくか」に固執するよりも、理想に近づく過程でもある「今」を「いかにたのしむか」に意識をむけられると、精神的に負担が減ってラクになるうえ、理想に近づくための一歩を冷静に見極めるこころの余裕ももてるのではないでしょうか。


どんなこそだてをしたいか?という理想を抱くことはとても素敵なこと。

その素敵な理想が、知らず知らずのうちにストレスになる、ということにならないように…
肩の力を抜いて日常をたのしめたら、さらに素敵な毎日になりそうです。


おわりに

育児書、幼児教育/早期教育、SNS。

さまざまなところで、理想的な素敵なこそだての情報を得ることができる現代は、めざしたい「こそだて像」をみつけやすい、いい時代なのかもしれません。


一方で、理想と現実のギャップに悩みやすい時代でもあるのではないかと感じています。

たとえば…

など。


大切なのは、以下の3つのポイントについて自覚することだと考えています。


理想は理想であって、長い時間をかけて歩む方向性を指し示す、羅針盤のようなもの。

理想の姿にたどりつかなくてもいいですし、ときどき忘れても、途中で変えてもいい。

大切なのは、現状をたのしむこと、「今」を心地良くすごすこと。


理想と現実のギャップに悩んでいる方がいたら、ときには理想を忘れて、のんびり「今」をたのしんでみてくださいね。

すこしずつこころに元気がもどったら、何かいいアイデアが浮かぶかもしれませんし、お子さんをいつも以上にかわいく愛おしく感じられるかもしれません。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年7月19

第93

理想と現実にはギャップがあって当然

「家族と笑顔ですごす」という理想 
理想通りにはなかなかなりませんが
理想(≒羅針盤)をもつことが大切
ときどき理想を思い出しながら
肩の力を抜いて日常をたのしめたら
素敵だなと思っています

息子との外でのカプリコタイムも
将来大切な思い出になるといいなぁ

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