ムダが人生を豊かにする?!

はじめに

お子さんが日常生活の中で「おふざけ」をするとき、どうすごしていますか?

当サイト運営者は、日常のさまざまな場面での息子の「おふざけ」にグッタリしつつも、「人生をたのしく生きるちからを養っているのかもしれない」と考えて、できるだけ見守ろうと苦戦しています。


どうして「おふざけ」が「人生をたのしく生きるちから」につながるのか?について、個人的な考えを紹介します。

お子さんの最近の「おふざけ」を思い浮かべながら、お読みいただけましたらうれしいです。

こどもの「おふざけ」、イライラしませんか?

みなさんのお子さんは、日常生活においてどのくらい「おふざけ」をするでしょうか?


当サイト運営者の息子は、毎日似たような場面で、似たような「おふざけ」をくりかえすことが多いです。

など、早く済ませたい用事の前/最中だと、精神状態によってはイライラすることも…。


やるべきこと/言われたことを素直にやってほしい!だけど…

そんなとき、「言われたとおりにさっさとやってほしい…!」と思うのですが、先日ふと思い浮かんだことがきっかけで、すこし考え方が変わりました。

思い浮かんだことというのは、「言われたことをこなすだけの人生はつまらないなぁ」ということです。


こどもがやるべきこと/言われたことを淡々とこなしてくれると、大人からすると「いい子」なのですが…

などを自分で考えて行動できる大人になってほしい!という視点で考えると、「おふざけ」を通して、

などを学ぶことも必要なことかもしれない、と思い直しました(もちろん、ちゃんとするときはちゃんとする、メリハリは大事です…!)。


「あそび心」があると日常が華やぐ

目標に向かって必要なことだけをする生活が、効率がよくていいものだ。

…そう思って生きてきました。

でも、こそだて(特に、イヤイヤ期など「こどもがたのしめる誘い方」で誘導しないと生活が成り立たない時期)を通して、あそび心/たのしむことの大切さに気づきました。


仕事/生活に「なくても問題がない」けれど「好き」なものをいくつかもっておくと、

など、気持ちが上がることによって、生きることがたのしくなりますよね。


せかしたいときほど、「おふざけ」がつながる未来に想いをはせてみよう

など、こどもに対して「やるべき」行動をせかすような発言をしたくなることは多いですが…

大人にとってムダに思える「おふざけ」タイムも、こどもが毎日をたのしくすごすために必要なエッセンスなのかもしれません。

さらに言えば、自分の「好き」を「おふざけ」タイムに味わうことで、将来「好きなことを趣味にする」、あるいは、「好きなことを仕事にする」ことができるようになるかもしれません(個人的な考えですが…)


「やるべきとき」とのメリハリは考えつつ…
将来こどもが「自分の人生を自分でたのしくする」ことができるよう願って、多少の遠回りには目をつぶって、ゆったりとした気持ちで毎日をすごせたらいいな、と思っています。


おわりに

言われたことを淡々とこなす人生よりも、自分で考えたことをたのしみながら、笑顔の多い人生を満喫してほしい。

そのために、幼少期にたのしいことをたくさん経験してほしいなと思います。


日常生活でこどもに対してせかしたくなる場面は多いですが、大人からみたら非効率なことも、時間的制約が特にない場面では、本人がたのしそうにしているのならしばらく見守る、そんなこころの余裕をもちたいなと思います。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年7月17

第92

必須ではないけれどあるといい、趣味
(写真はアルコールインクアート)

趣味があると気分転換がしやすく
こころの健康も保ちやすい

こどもの「おふざけ」は
自分の好きなものをみつける練習
にもなっているのかなと思うと
すこしの間なら見守ってあげられる
そんな気がしています

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