四つ葉のクローバーのように
「成長」をさがそう

はじめに

みなさんは、どんなときにお子さんの成長を感じますか？

当サイト運営者は最近、生活のさまざまなところで小学生になった息子の成長を感じています。

最近成長を感じたことと、成長を感じたときに大切にしていただきたいことについて紹介します。

今こそだてが大変な方も、こそだてが落ち着きつつある方も、お子さんの成長を振り返りながら、お読みいただけましたらうれしいです。

成長を感じる場面が増加中

小学生になって、「自立（自分でやるということ）」の自覚が息子に芽生えたようで、日常生活のさまざまな場面で成長を実感することが増えています。

• 着替えの服を、自分でえらんで自分で着る

• 自分のからだを自分で洗う

• 鼻をかむ（鼻水吸引機をつかう）

• 食べ終わった食器を運ぶ

など、保育園生時代からすこしずつできるようになってきたことに加えて…

• 人のせいにしない

• 人に八つ当たりしない

• 相手を思いやる

といった、人とかかわるうえで大切なこと（できなくてちょっと心配していたこと）も、徐々にできるようになってきました。

成長を感じるとうれしい

こどもの言動に成長を感じると、ほっこりしてうれしくなりますよね。

成長していることを本人に伝えると、こどももとってもうれしそう。

実家の両親／ママ友・パパ友／近所の方など、外部の人から成長を指摘されるのも、うれしいですよね。

こどもの成長は、日頃のかかわりの成果でもある

成長を感じると、なぜこんなにうれしいのか…
それは、毎日のがんばりが報われたように感じるから、という側面が大きいのではないかと思います。

毎日、おなじような日々のくりかえしで、ときには疲れてしまう日もありますが…
こどもの成長を願って、こどもの将来のために「できること」を増やしてあげようとはたらきかけている、その成果を感じられるから、とってもうれしいのではないでしょうか。

ぜひ、お子さんに「成長したね！」とうれしい発見を共有しつつ、ご自身のことも「よくがんばっているね！」とねぎらってくださいね。

四つ葉のクローバーをさがすように、「成長」をさがそう

日常生活のなかで「こどもの成長に気づく」というのは、四つ葉のクローバーをさがすのと似ているような気がします。

偶然目に留まって気づくときもあれば、一生懸命探してようやくみつけることもあります。

共通している大切なことは「みつけよう」という意識があることです。

• 「なんだかこそだてに疲れた…」というとき

• 「おなじような毎日のくりかえし」にうんざりしたとき

• 「毎日にちょっとした変化がほしい」と感じたとき

• 「こどもと一緒に笑顔になれるきっかけ」がほしいとき

など、ほっこりしたいなぁ、というときには、最近のできごと／日常生活をふりかえって

• 成長していること

• できるようになったこと

• もうすこしでできそうなこと

をさがしてみてはいかがでしょうか？

「小さな成長」をみつけられるかもしれません。

「成長」をみつけたら、「日々の積み重ねがあってこその成長だ」と、自分のことも思い切りねぎらってあげてくださいね。

おわりに

当サイト運営者の息子は、保育園／小学校などでの学びのほかは、まだ習い事をしたことがありません。

このため、「なにかの技術が向上した」という意味での成長を感じる機会は限られているのですが、日常生活の中でみつかる「小さな成長」について、こども本人も含めた「家族」で共有することを大切にしています。

成長を指摘されると、本人もうれしそうですし、こどもを見守る保護者にとっても、うれしい発見になると考えているためです。

• 以前できなかったことができるようになった

• こんなこともできてびっくりした

• 靴／服のサイズアップ

• ごはんをたくさん食べられた

• できないことに何度も挑戦できるようになった

など、成長をみつけようとすると「できるようになったこと」「がんばっていること」に目が行くので、「できないところばかりに目が行く」状況を回避できるうえ、自然とポジティブな声かけになるようにも感じています。

四つ葉のクローバーさがしをたのしむように、お子さんの「成長」さがしもときどきたのしめたら、日常に笑顔の瞬間が増えそうですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年7月8日

第88号