こどもの問題
自分ゴト化しすぎに注意
はじめに
みなさんは、お子さんの問題を自分ゴト化することはありますか?
当サイト運営者は、息子の問題を自分の問題としてとらえがちなため、できる限り客観視するように意識しています。
こどもがかかえる問題に「共感」するのと「自分ゴト化」するのとでは、どんなちがいがあるのか?について、個人的な考えを紹介します。
お子さんのことで最近気になっていることを思い浮かべながら、お読みいただけましたらうれしいです。
自分ゴト化しがちな「こどもの問題」
先日、息子の乳歯が抜けました。
抜けそうな歯がほかにもあり、抜けるまでの間はドキドキします…。
また、保育園時代に登園しぶりをしていたときは、「なにが問題なのか」「どうしたら改善できるのか」「自分になにか問題はなかったか」と、毎日やきもきしていました。
このように、こどもがかかえる「こどもの問題」について考えるうちに、その問題を無意識に自分ゴト化して、「自分の問題」として思い悩んでしまう…
ということが、当サイト運営者の場合、めずらしくありません。
こそだてにおいて「共感」は大切!だけど…
こそだての極意として、こどもの気持ちに「共感する」ことが大事だという表現を見聞きしたことがある、という方は多いのではないでしょうか?
当サイト運営者の家庭でも、「共感」して「気持ちを受け止める」ことを、こそだてするうえで大切にしています。
しかし、「共感」を意識するあまり、息子が抱える問題について一緒に思い悩んで疲弊する…
ということが何度かあったため、最近は「共感はするけれど客観視する」ことを意識しています。
「共感」と「自分ゴト化」はちがう
こどもの気持ちに対する「共感/思いやり」は大切ですが、自分ゴト化しすぎて疲れるのはうれしくないですよね。
こどもと一緒になって「悩む」ことと、「解決策を考える」ことは別であり、自分が望むのは後者(解決策を考える)だと、最近息子の歯が抜けたときに再認識しました。
「心配しすぎ/悩みすぎ」に陥らないように、ときどき立ち止まって考えるようにしたいと考えています。
理想は「こどもと一緒に解決策を考える」伴走型
こどもの気持ちに「共感」しつつも、よりよい方法を冷静に分析しながら伴走する…
そんな立ち位置でいてあげたいな、と考えています。
どんな気持ちか?
どんなできごとがあって、その気持ちになったのか?
どうしたいか?
どうしたら、望むかたちに近づけそうか?
など、対話を通して、こども自身が自分で自分の問題を解決できるよう伴走する保護者になれるよう、客観的視点を忘れずに、日々出会う「問題」をある意味でたのしみながら、こそだてしていきたいと考えています。
おわりに
こどもがかかえる問題には、時間が解決してくれるものもあれば、原因を究明して解決策を考える必要があるものもありますよね。
さまざまな問題に直面しながら、こども/家族と一緒に歩みをすすめていく…
こそだては一種の冒険のようなものだと感じています。
客観視できる余裕をすこし残しながら、こどもの気持ちを受け止めつつ、解決を目指してこどもと一緒に進んでいけたら、きっとより良い解決策に出会えるのではないかと思います。
「こどもの問題」を自分ゴト化しすぎて疲弊することが多い方は、
こどもがかかえる問題であって、直接的には自分の問題ではないこと
自分は「問題解決に導くための伴奏者」だ、と意識すること
この2点を意識されるといいかもしれません。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024年7月16日
第91号
成長とともに生え替わる歯
困ったことことがあると
「なおして~!」と泣いていた息子も
最近は泣きつかなくなりました
息子の成長に合わせて
すこしずつ成長を促すかかわり方に
変えていこうと考えています
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