寄り添う
ってむずかしい
はじめに
寄り添う ってむずかしい…!
勝ち/負け、成功/失敗、にこだわる息子に、どう対応してあげたら今後の成長につながるか…対応に迷っています。
みなさんは、お子さんの気持ちに、どう寄り添っていますか?
寄り添って、受け止めて、共感して、こどもの「やりたい!」気持ちを応援する…
そんな対応ができたらいいなぁ、と思いつつ、なかなか実践できずにいる、当サイト運営者の試行錯誤についてつづります。
おなじように、お子さんの気持ちへの寄り添い方に迷っている方には、「うちだけじゃない」と自信を取り戻していただけたらいいなと思っています。
お子さんとの日常を思い浮かべながら、お読みいただけますとうれしいです。
「うまくやりたい!」けれど…
折り紙にハマっている息子。
順調なときはいいのですが、上手く折れないと…ぐしゃぐしゃ!ポイッ!八つ当たりです。
これは、お勉強でもおえかきでも同じ。
自分の気持ちをまもるために物に当たります。
以前は人にも八つ当たりしていたので、「人に当たってはいけない」とわかってきた点には成長を感じます。
でも、たとえば、ぐしゃぐしゃポイ!した紙が、宿題やテストの大事な紙だったら?と考えると、小学校入学後のことが思いやられて、「どうにかしないと…」と思ってしまいます。
うまくできなかったときの気持ちをどうしよう?
うまくやりたい。まちがえずに正解したい。勝ちたい。
そのような考えのこどもは多いと思います。
思い通りにできなかったとき、失敗したとき、負けたとき、悲しい/くやしい気持ちと向き合い乗り越えていくことを、どうやって伝えたらいいのか…
「理想」の対応方法はなんとなく、わかっている気がするのですが、実行に移すとなるとこれがなかなか難しいんです。
たとえば、こどもの気持ちに対して
寄り添う
受け止める
共感する
これにより、こどもの「やりたい!」を応援する。
育児書などにはきっとこんなことが書かれているのだろうな、と思うのですが、実際に実行するのはむずかしいですよね。
毎日おなじような場面で当たり散らしていて成長を感じられないもどかしもあってか、寄り添うようなやさしい対応ができないことも多いです。
こどもがムシャクシャしているときはどう対応したらいいの?
先日は、折り紙に対する八つ当たりがひどく、何枚も無駄にして捨ててしまっていたので、「もったいないから大切にあそんで」と注意したところ、息子からは「もったいなくないも〜ん」との返答。
イラッとしつつもぐっとこらえて、「ものは有限だ」と伝えるため「ムダにするならもう買わないよ」と怒り、結局息子を泣かせてしまいました。
「うまく折れなくて悔しかったね」と気持ちを代弁して、共感してあげたらよかったのか?
でも
イヤな気持ちを自力で乗り越えられるようになってほしい想いもある…
なにが正解だったのか?としばらくモヤモヤしてしまいました。
試行錯誤しながら「その子の正解」をさがしていこう
未来が見通せず 正解がわからないからこそ、寄り添うこそだてって、むずかしいですよね。
どんなこども/大人に育ってほしいか?にときどき立ち返りながら、「うちの子に合った伝え方」をさぐっていきたいと思います。
もしかしたら、この悩みをもっと大きくしたものが、思春期/反抗期なのかもしれません。
その練習だと思って、あきらめずにすこしずつ、「どう伝えたらきちんと伝わる子なのか?」いろいろ試しながら向き合っていこうと思います。
おわりに
こそだては、悩みながら、試行錯誤しながらの毎日の積み重ねですよね。
もの/人への八つ当たり問題は大切にしたいので、夫婦でときどき話し合いながら乗り越えていきたいと思っています。
あせらずにすこしずつ、歩んでいきましょう。
2024年2月21日
第23号
息子がムシャクシャしながら
何個も折った折り紙の箱
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