こそだてとカビ対策

はじめに

みなさんは、梅雨は好きですか?


当サイト運営者は、きらきら光る雨のしずくをのせたアジサイをみるのが好きなのですが、雨で外出がおっくうになったり、湿気を気にしたり、という意味ではあまり梅雨が得意ではありません。

梅雨といえば特に気になるのが、カビですよね。


こそだての悩みとカビ対策は似ている?…そんな気づきを紹介します。

ご家庭でのカビ対策と、毎日のこそだてを、ゆったりした気持ちで思い返しながらお読みいただけますとうれしいです。

梅雨が近づくと気になりだす、アレ

今年の春は雨の日が多かったので、梅雨はしっかり雨が降るのかな?と、なんとなく考えています。

予報では、「2024年の梅雨は平年より遅くはじまり、雨量は平年並みかやや多い予想」という情報をみました。


梅雨が近づくと気になるのが、カビ。

梅雨入り前に、カビ取りや掃除をしておきたいな、と思いながらもできていません…。


今年の梅雨は、Instagramで教えていただいたカビ対策を実行してみようかと思っています。


カビ対策はこそだての悩みと似ている?

カビ対策についてあれこれ考えているうちに、あることに気がつきました。

「カビ対策は、こそだての悩みと似ている」ということです。


どういうことかというと…

カビ対策は、「カビが生えそうなところ/すでに生えているところに対して、近い将来、カビが生えないようにする対策」ですよね。

一方、こそだての悩みに多いのは、「(こどもの言動/性格などについて)問題になりそうなところ/すでに支障がでているところに対して、近い将来、問題を軽減できるように対策を考えること」(そして、それが思い通りに進まないこと)だと感じています。


たとえば当サイト運営者の場合は、息子のちょっと強めのこだわりや、あたらしい場所/人とのかかわりを避けようとする傾向を心配し、「入園後に困らないように、入園前に練習をさせてあげたい」と考えていろいろ対策をしてみましたが、思うように息子の慣れが進まず、焦ったり悩んだりしていました。


イヤイヤ期、トイトレ、登園しぶり、登校しぶり、(息子の)八つ当たり癖、小さなうそをつく癖、…など、ちょっと先の未来(に起こりそうな問題)を心配して対策を検討する(=悩む)ということが、内容を変えながら、育児中ずっとつづいているような気がします。


大切なのは適切/適度な対応

ときには専門家の方のちからを借りながら、その時々で生活に支障が出ていることへの対応を重ねるうちに、ある結論に達しました。

それは、「問題(支障)が明確にでてきてから、対策を考えればOK」ということです。


起きるかどうかわからないことについてずっと悩んでいると、精神的に疲れてしまいますし、精神的な疲れがたまると判断力が落ちるので、良い対策が浮かばなくなります。

実際に問題が表面化した後であれば、原因の究明/対策の検討を客観的におこなうことができますし、園/学校/病院などの先生/専門家に相談することもできます。


カビ対策もおなじです。

どこに生えるかわからないカビを相手に、家中のすべての場所にカビ予防をしつづけるのは非現実的ですが…
実際にカビが生えたり、過去に生えたことのある場所であれば、効果的にカビ対策をすることができますよね。


カビもこそだての悩みも、気にしすぎず、ゆったり構えてメリハリを

「まだ起きていないこと/起きるかどうかわからない未来を心配するのをやめる」


カビ対策も、こそだての悩みも、「本当に今悩むべきものか?」を考えてみると良いかもしれません。

「あとで考えればOK」なことだと気づいたら、考えるのをやめる。

「今、対策をとる必要がある」ことであれば、専門家のちからを借りることも視野に入れて、真剣に対策を考える。


「悩む」ことにメリハリをつけて、こころが疲れないように、自分を大切にしてくださいね。


おわりに

「こそだての悩み」と「カビ対策」を一緒にしたことで、ご不快に感じられた方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。

お伝えしたかったのは、「適切なタイミングで、適度に考える」ことが大切!ということです。


悩んでいる最中は、そのことで頭がいっぱいで、苦しくて、ちがった角度から考えたり、考えるのをやめたりするのは難しいですよね。

頭の片隅に「必要以上に悩みすぎていないか?」という問いを、ときどき置いてみるだけでも、気持ちがほんのすこし軽くなるかもしれません。


こそだてに悩む方の精神的なつらさが、「起きていない未来の心配」を手放すことで、すこしでも軽くなりますよう、願っています。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2024年6月7

第75

近所のアジサイ

あちこちでアジサイが満開
桜ほど注目されはしないけれど
アジサイの穏やかな空気感と
しっとりとした色合いが好きです

おさんぽの途中で何度も止まり
写真を撮って息子に笑われています

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