こそだての葛藤:
ありのままを受け止めること、
大切なことを伝えること
はじめに
お子さんとの外出で、困っていることはありませんか?
当サイト運営者の場合は、息子に外出を拒否されること、外出先で行動を制限されること、の2つで困ることが多いです。
最近の子連れ外出で困ったできごとについて、紹介させていただきます。
お子さんとのおでかけでのできごとを思い出しながら、お読みいただけましたらうれしいです。
「知らない人とおはなししないで!」という息子
環境変化や、知らない場所/人が得意ではない息子。
当日になって外出を拒否されることが多く、息子との外出は、出発時から難航しがち。
ようやく外出できたとしても、ささいなことで不機嫌モードに入ることがあるので、こどもとの外出は気をつかう場面が多いなぁ、と感じています。
そんな息子と一緒に入ったカフェでのできごと。
隣の席のご婦人からはなしかけられて対応していると、「知らない人とおはなししないで」と、息子からクレームが…
息子の気持ちも尊重したいけれど、隣のご婦人を無視することもできず、対応に困りました。
束縛の意図は…?
「周囲の人を自分の思い通りにコントロールしたい」と考える傾向がある息子。
実は同様のことが最近何度もあったので、その場しのぎの対応では良くないと思い、ドリンクを飲み終わったタイミングでお店を出て、息子の意図を確認しました。
遠回しにいろいろ聞いてみると、「ママとおはなししたいから」という本音がかくれている様子。
ママが大好き!という気持ちはうれしいけれど、ママにはママの意思があることも理解してほしかったので、落ち着いて話せるところで、じっくりはなすことにしました。
「ママの気持ち」を伝えてみた!
息子も大事。
でも、ほかの人のことも同じように大事にしたい。
という「ママの気持ち」を、できるだけわかりやすいことばをえらんで伝えました。
その場ではあまり納得がいかない様子でしたが…
その後似たような状況になったときのこと。
隣の方との会話の仕方に気をつけた(息子に視線を送りながら隣の方と会話することで、「あなたを大切にしているよ」ということを態度で示した)こともあってか、その日は「知らない人とはなさないで!」と制限されることなく、息子も含めてカフェでの時間を楽しむことができました。
ありのままを受け止めつつ、大切なことも伝えていきたい
ありのままの自分を大切にしてね
そのままで大好きだよ
という想いを伝える一方で、「いろいろな人と仲良く、協力して過ごしていく」ためには、「人の気持ちを尊重すること」の大切さも伝えていきたいと考えています。
ありのままを受け止めること
将来を見据えて「生きやすい考え方」を伝えること
このさじ加減が難しいなぁと思っています。
今のところは、「息子がひとり立ちしたときに、身についていなかったら困るか?」をひとつの判断基準として、「社会で生きるうえで大切なこと」も伝えつづけていきたいと思っています。
おわりに
個人的な「困った経験」を紹介させていただきましたが、似たような経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
お子さんの性格などにより、有効な対応は変わってくるかと思いますが、どなたかおなじように困っている方のご参考になりましたらうれしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2025年1月12日
第122号
自分の思い通りにならないと
不機嫌になる息子
気分が変わるのは仕方がないこと
大切なのはその後どう行動するか?
だと思っています
実家で大人の会話を
うるさいという息子に、
相手を黙らせること以外に
「安心できる場所に自分が移動する」
という手段もあるよ、と伝えるため
別室でジグソーパズルをしています
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